子供用のベッドを選ぶとき、どれくらいの硬さのマットレスを選べばよいか悩む方も多いと思います。
大人でも、自分に合ったマットレスを探すのは大変、子供に選ばせることは当然無理です。
幼児から小学校入学くらいまでの子供は、成長著しい時期。
子供の成長を妨げないベッドの硬さを選ぶことが大事です。
硬めのマットレス
子供用のベッドを選ぶときの一番のポイントはマットレスの硬さです。
成長過程の子供には、柔らかすぎても硬すぎてもいけません。少し硬めが理想的です。
柔らかすぎると、沈み込み過ぎて背骨がまっすぐに保てない状態になります。
また、寝返りも打ちにくくなり、同じ姿勢で寝続けてしまいます。
寝返りは、筋肉や骨のゆがみを修正する働きもあるので、とても大切なことです。
柔らかすぎるベッドに寝続けていると、背骨の成長に影響したり、ゆがみの原因になります。
反対に、硬すぎるベッドに寝ると、背中や骨が圧迫され血流が悪くなり、栄養や酸素が体全体に行きわたらなくなるので、脳や体の成長に影響を及ぼします。
子供も大人同様、立ち姿勢に近い状態で、仰向けで寝続けても苦にならない硬さが理想です。
実際に寝てみて、少し硬いかなと感じるくらいのマットレスを選びましょう。大人がしっかりと確認してあげてくださいね。
通気性のよいマットレス
子供は体温が高く、寝ている間にも大量の汗をかきます。
通気性の悪いとすぐにカビが生えてしまいます。
また、暑くて寝苦しくなり、良質の睡眠が得られなくなります。
子供のためには、通気性がよいマットレスを選ぶ必要があります。
子供用におススメのマットレス
子供には、少し硬めで通気性のよいマットレスを選ぶようにしましょう。
おすすめは、ボンネルコイルマットレスです。
身体を面で支えてくれるので、沈み込みが少なく硬めの寝心地、寝返りもうちやすいのが特徴です。
また、マットレスの中では、一番通気性に優れています。
子供の成長とともにマットレスも買い替える必要があるので、価格がリーズナブルなのもうれしいいですね。
今、主流になっているポケットコイルマットレスや高反発マットレスは、若干通気性が劣るし、価格も高めになるので、あまりおススメはできません。
まとめ
子供が健康に成長してくれることが、親の望みですよね。
かわいい子供のために高価なベッド、寝心地のいいマットレスを買ってあげたいと思う気持ちもあると思います。
でも、子供の発育を考えると、けっして高価なベッドではありません。
「少し硬め」「通気性がよい」が一番のポイントです。
「寝る子は育つ」と言われるほど、睡眠は子供の成長に大切なものです。
子供の成長を妨げないマットレスを親がしっかりと選んであげてください。