シンプルで場所を取らない脚付きマットレスは、1人暮らしの方に人気のベッドです。
でも、実際はメリットばかりではありません。
ここでは、脚付きマットレスのメリット・デメリット、タイプを紹介します。
脚付きマットレスのメリット
まず、脚付きマットレスのメリットは、
価格が安い
一般的なベッドは、フレームの上にマットレスを載せる形ですよね。ベッドを購入するときには、フレーム代+マットレス代を支払わなければいけません。
でも、脚付きマットレスは、マットレスに脚が付いているだけ、フレームがありません。そのため、ほぼマットレスの価格になり、かなり安価で購入できます。
価格が安い分、寝心地の良いマットレスを選ぶこともできます。
コンパクト
脚付きマットレスは、ヘッドボードやフレームがなく、マットレスの大きさのみ、通常のベッドより一回り小さめで、ベッドとしては必要最小限のスペースで設置することができます。
部屋が狭い、形状の関係で、数センチ大きくて置けない、そんなときにも、脚付きマットレスならピッタリ収まる可能性が高くなります。
移動しやすい
脚付きマットレスは、分割タイプが多く、女性でも簡単に移動することができます。
掃除や、模様替えなど、1人でも動かすことができて便利です。
掃除しやすい
脚付きタイプは掃除がしやすいのがメリットです。
ベッド下が10cm以上あれば、お掃除ロボットも入っていけます。ロースタイルでも、クイックルワイパーなどを使えば簡単に掃除できます。
また、移動もしやすいので、ベッドを立てかけて掃除することもできます。
きれい好きな方やアレルギーのある方にはうれしいベッドです。
インテリアになじむ
シンプルで主張しない脚付きベッドは、どんなインテリアにもなじんで邪魔をしません。
ベッドカバーなどをインテリアと統一することで、自分好みのテイストに仕上げることもできます。
ソファーとしても使える
分割タイプなら、来客時、間にテーブルを置いて、壁際に置いてくつろぎタイムに、とソファーとしての使用もできます。
部屋が狭くてベッドとソファーを両方置けない時には、一石二鳥で便利です。
収納スペースを確保できる
脚付きマットレスベッドは、ほとんどが脚の長さを選ぶことができます。
最大40cmまであり、ベッド下を大容量収納スペースにすることも可能です。
別売りで専用の引き出しがあるベッドもあります。もちろん高さによって、衣装ケースや大型収納ケースを置くこともできます。
脚付きマットレスのデメリット
脚付きマットレスベッドは、メリットも多いですが、そればかりではありません。
しっかりとデメリットも確認しましょう。
寿命が短い
脚付きマットレスは、マットレスのローテーションができません。せいぜい上下を入れ替えるだけ、裏返すのは不可能です。
そのため、普通のマットレスに比べるとへたりが早く寿命も短くなってしまいます。
学生さんや転勤などで一時的に使う方にはおすすめですが、長く使用する方には不向きです。
マットレスの交換ができない
睡眠は1日の疲れを取るためには大切なもの、マットレスの寝心地にはこだわりたいところですね。
通常のベッドなら、フレームとマットレスが別々なので、万が一寝心地が合わない場合は、マットレスだけ交換することもできますが、脚付きマットレスはベッド丸ごと買い替えなくてはいけません。
しっかりと自分に合ったマットレスを選ぶことが重要です。
小物を置く場所がない
シンプルコンパクトなベッドはメリットでもありデメリットでもあります。
宮棚やコンセントなどが一切ついていないので、メガネや目覚まし時計、スマホなどを置く場所がありません。
ベッド横にサイドテーブルやデスク、棚を置くなどの工夫が必要です。
寝心地が悪い
分割タイプの場合、背中から腰のあたりがマットレスの継ぎ目になり、あまり寝心地が良くありません。
神経質な方は、気になって寝られなくなるかもしれません。
厚手のベッドパッドを使用することで改善できます。
また、マットレスの種類が少なく、自分に合った寝心地が選べない場合もあります。
脚付きマットレスのタイプ
脚付きマットレスにも細かく分類すると4つのタイプに分かれます。
ボトムベッドタイプ
ボトムベッドの上にマットレスを載せて使うタイプ。
マットレスの寿命が短い、交換できないというデメリットが解消でき、マットレスの種類も多いので、自分の好みの寝心地を選ぶことができます。
脚付きマットレスの中では一番いおすすめのベッドです。
ダブルクッションタイプ
ボンネルコイルマットレスのボトムベッドの上にマットレスを載せるタイプ。
高級ホテルにもよく使われています。
ボトムベッド自体も体圧分散や通気性に優れているので、マットレスの代わりに布団を敷いても使用できます。
耐久性もあるので、長く使いたい方におすすめです。
マットレス1枚タイプ
ショート丈に多いタイプです。
マットレスが分割されていないので、ずれる心配がなく安定しています。
分割式と比べると寝心地も良いので、動かす機会がない方にはこちらがおすすめです。
分割タイプ
脚付きマットレスの一番の主流がこの分割式タイプです。
マットレスそれぞれに脚が付いて合計8本の脚で支えてくれるので耐久性があります。
狭いところでも搬入しやすく、移動も簡単にできます。
一人暮らしの女性におすすめです。
まとめ
脚付きマットレスのメリット・デメリットは理解いただけましたか。
価格も安く、ベッドにもソファーにもなる脚付きベッドは一人暮らしの方にはおススメのベッドです。
タイプによっては、デメリットをカバーできるベッドもありますので、ぜひ上記を参考に選んでくださいね。