収納ベッドは、最近数多く販売され、人気のベッドです。
特に狭い部屋では、ベッドに占領されて、収納家具を置くスペースがなくなるといったケースが多々あります。
そんな悩みを解決してくれるのが、収納ベッドです。
ベッド下全体が収納になっていたり、引き出しが付いていたり、また、ロフトベッドの下全体がクローゼットになったりと、小物から大物まで収納できるベッドが様々です。
ここでは、収納ベッドの特徴と人気ランキングを紹介します。
収納ベッドの種類と特徴
収納ベッドには、4つのタイプがあります。
それぞれの特徴を紹介します。
跳ね上げタイプの特徴
ベッドの床板を持ち上げて、ベッド下に収納するタイプです。
ほとんどがガス圧式で、女性でも簡単に開け閉めできるようになっています。
ベッド下がすべて収納になっているので、長いものや大きなものでも収納が可能です。
深さが選べるものが多く、ラージサイズなら約800L収納できるベッドもあり、お部屋がスッキリ片付きます。
跳ね上げタイプのデメリット
大容量収納できる反面、仕切りがないので小物収納には不向きです。
小物をしまうときには、ボックスなどに入れて収納することをおすすめします。
収納スペースが少ない部屋におススメですが、ベッド高が高くなるため圧迫感があり、余計に部屋が狭く感じるかもしれません。
また、お子様や高齢者にはベッドの上り下りが負担になる場合があります。
跳ね上げタイプは、その構造上、価格が高めなのが欠点です。
組み立ても、一般的なベッドと比べると、手間がかかり男性2人でもかなり大変です。
サイズもセミダブルまでしかないため、大きいサイズにしたい場合は、2台をくっつけての使用になります。
おすすめの跳ね上げ収納ベッド
安心の日本製、部屋に合わせて縦開き、横開きが選べます。
深さも、レギュラー、ラージ、グランドの3種類あり、荷物に合わせてお好みの大きさをお選びください。
引き出しタイプの特徴
ベッド下に1段の引き出しが付いたタイプです。
衣類やリネンなどを普段良く使うものを片付けるのにおススメです。
収納ベッドの中では、ベッドの高さが低いので、圧迫感が少なく、座ったり上り下りするにも丁度良い高さです。
ほとんどの引き出しは、ベッドの左右どちらにでもつけることができるので、模様替えや引っ越しなどでも、入れ替えることができて便利です。
また、引き出しの反対側は、長物収納ができるものや、ボックスなどが置けるスペースになっているベッドもあります。
引き出しタイプのデメリット
引き出すスペースが必要になるため、ベッド周りにスペースを確保する必要があります。狭い部屋では、他の家具が邪魔になって引き出しが開けられないなんてことにもなりかねません。
引き出しのサイズもベッドによって違ってきますので、購入前にある程度何をしまいたいかを決めておかないと、いざ片付けようと思ったら大きすぎて入らないという場合もあります。
おすすめの引き出し収納ベッド
女子におすすめホワイトカラーのショート丈引き出し収納ベッド。
コンパクトで狭いスペースや子供部屋にピッタリ。
リネン3点セットも付いてすぐに使えます。
チェストタイプの特徴
2段の引き出しが付いたタイプです。
引き出しタイプよりさらに容量が大きく、深型の引き出しもついて、カバンなども収納できます。
チェストの反対側は、長物収納できるスペースになっているものが多く、小物から長物までしっかり収納できるので、ワンルームなどの狭い部屋に住む方は、他の収納家具は必要ないかもしれません。
チェストが付いている分、価格も高めになりますが、ベッドと収納家具を別々に買うよりは安価で済みます。
チェストベッドのデメリット
こちらも、引き出しタイプと同様に、引き出すスペースが必要です。
また、長物収納から取り出す場合は、マットレスを外す手間がかかります。
季節物や普段ほとんど使わないものをしまうことをおすすめします。
おすすめのチェストベッド
耐荷重なんと600kg、丈夫で長く使えるチェストベッド
引き出し部分はボックス構造で強度、収納力抜群。
ロフトタイプの特徴
ロフトタイプは、他のベッドに比べて高さがあるので、ベッド下がまるでクローゼットのように収納できます。
多く収納できるので、収納家具は一切必要ありません。
高さもミドルからスーパーハイタイプまであり、収納量に合わせて高さを調整できるタイプもあります。
あまりに収納しすぎて雑然としそうと心配な方には、カーテン付きのロフトベッドをおすすめします。
ロフトベッドのデメリット
ロフトベッドは、高さがあることがメリットでもありデメリットでもあります。
高い位置で寝るため、横揺れやきしみがでやすく、はしごの上り下りも面倒です。
狭い部屋に置くと、かなり圧迫感があります。
また、床板がメッシュやすのこになっているので、ベッド下にほこりが溜まりやすくなります。
マットレスのメンテナンスや、布団の上げ下ろしも大変です。
おすすめのロフトベッド
ベッド下がクローゼットに大変身!大容量収納のロフトベッド
高さは、ミドル、ハイ、スーパーハイの3タイプ、ハンガーパイプ付きで洋服もスッキリ収納。
全ての収納ベッドの注意点
収納ベッドの一番の欠点は、湿気がたまりやすいということです。(ロフトベッドは、他の収納ベッドに比べると湿気が抜けやすくなっています。)
収納部分の換気や除湿が不可欠です。詳しくは、収納ベッドの湿気・カビ対策 簡単にできる3つの方法をご覧ください。

まとめ
収納ベッドは、収納の少ない狭い部屋に住む方におすすめのベッドです。
様々な種類があるので、部屋の大きさや収納する量に合わせて収納ベッドを選ぶことが可能です。
ぜひ、上記を参考に自分に合った収納ベッドを見つけてください。
お部屋がすっきり片付くのでおすすめですよ。