進学を機に一人暮らしを始める学生さんも多いと思います。
学生の場合は、そんなに広い部屋には住めないのが現状です。
ワンルームや1Kの部屋に必要な家具を揃えなくてはいけません。
学生生活の間だけなら、布団でも良いと思いますが、今までベッドで寝ていた人は、上げ下ろしが面倒、寝心地が硬いなど、なかなか布団には変えられないもの。
部屋が狭くてもベッドを置きたいと思いますよね。
そこで、ここでは一人暮らしを始める学生さんがベッドを選ぶときの注意点を紹介します。
ベッドを選ぶときの注意点
学生が住む賃貸住宅の平均は15~20㎡、キッチン、バス、トイレを除くと部屋の広さは6~8畳くらいでベッドは十分置ける広さです。
でも、他の家具との兼ね合いも考えなくてはいけません。学生ならデスクは必需品ですよね。やっぱりソファーは置きたい、衣類や小物が多いから収納家具が必要など、こだわりがある方も多いのではないでしょうか。
ベッドのサイズ
部屋の広さを考える
部屋にベッドを置くときには、日常の動作も考えなくてはいけません。
注意すべきスペース
ベッドと壁の間 約10㎝
ベッドから立ち上がるスペース 約60㎝
クローゼットや引き出し前のスペース 約50~90cm
これらを考慮してレイアウトやサイズを決めてください。
身体の大きさを考える
シングルサイズのベッドは、一般的な体型の方なら問題なく寝ることができます。
ただ、体格がいい方や寝相が悪い方は、部屋の広さによっては、ワンサイズ大きいベッドをおすすめします。
逆に、小柄な女性なら、セミシングルサイズ、ショート丈を選ぶと部屋が広く使えます。
ベッドの形状・機能
部屋が広ければ、何も気にせず自分が気に入ったベッドを置くことができますが、狭い部屋に置く場合は、ベッドの形状や機能も選んだ方がよいでしょう。
コンパクト
少しでも部屋を広く使おうと思うと、なるべく場所を取らないコンパクトなベッドがおススメ。
ヘッドレスベッドや脚付きマットレスは、ほぼマットレスの大きさしかないので省スペースです。
また、折りたたみベッドは、コンパクトな上に、折りたたんで片づけることもできて便利です。
収納を確保する
狭い部屋はどうしても物がちらかりがちになります。チェストベッドや跳ね上げ収納ベッドは、ベッド下に収納できるのでとっても便利。
ベッドが高くなるので、少し圧迫感がありますが、収納家具を別に置くよりスペース的に余裕ができます。
空間をうまく利用する
限られたスペースを広く使うためには、縦空間を使うのもありです。
ベッド下に収納スペースを確保できれば、小物や衣類を片付けることができます。ベッド下のスペースにデスクやソファーを置いて普通に使えるロフトベッドもおススメです。
1台で兼用できる
ベッドもソファーも置きたいけど、狭くて無理、そんな時には、1台で両方使えるソファーベッドがおススメです。
分割式の脚付きマットレスなら、来客時には分割してソファー代わりに使うこともできます。
また、畳ベッドは、布団を片付けると畳スペースとして使用することができます。
部屋を広く感じさせる
同じ大きさのベッドです、フロアタイプやローベッドのように高さが低いベッドの方が、圧迫感がなく部屋を広く見せることができます。
大きなクローゼットがある、物が少ない方におすすめです。
価格を抑える
学生はそんなにベッドにお金をかける余裕はありませんよね。
それに、就職や転勤、結婚など将来のことはまだ分からない状態。
ベッドを処分したり買い替えたりすることを想定して、価格の安いものをおすすめします。
最近は、低価格でおしゃれなデザインのベッドも多く販売されているので、きっとお気に入りのベッドが見つかります。
搬入経路を確認する
一人暮らしの学生に限らず、搬入経路の確認は必須です。
ベッドフレームは組み立て式なので大丈夫ですが、マットレスはそのままの大きさ、シングルでも100×200cmほどあります。
とくに、アパートのような集合住宅では、階段の踊り場が狭い、エレベーターが小さい、廊下が狭いなど、マットレスが搬入できない場合があります。
まとめ
学生の場合、ずっとそこに住み続けることはほぼありません。引っ越しすることを考えて、ベッドはシンプルでリーズナブルなものがおすすめです。
上記を参考にして自分に合ったベッドを見つけてくださいね。